
まわりの友達は中学受験をしないんです。みんな毎日遊んでいるのに僕は遊べない・・・。

受験勉強と遊びは同じなんです。
ええっ、なにが同じなの?と思います?思いますよね(笑)
それは「大切な仲間がいる」ということなんです。
小学6年生になると、塾に通う時間もそして塾の宿題もどんどん増えてきます。
はやい子はもう12月に最初の受験を受けることになります。6年生になったばかりの4月、受験はまだまだ先だと思うかもしれませんが実はもう8か月しかないわけです。
塾の先生も気合が入ってきます(笑)。
あなたももちろん少しずつ緊張が増してくるころでしょう。でも、学校の友達、中学受験をしない友達はそんな緊張感とは関係ありませんから、今まで通り学校がえり、そして土曜日、日曜日に公園で、友達の家で遊んでいることでしょう。
でも、あなたは塾と塾の宿題で今までのように遊ぶことはできません。
学校の友達と遊ぶ時間が減ってくると、「どうして自分だけ遊べないのだろう?」と不公平感を感じてしまう・・・友達たちからの疎外感を感じてしまう・・・ことはよくあることなんです。
これも、中学受験にチャレンジする子どもには共通の悩みなんです。
発想を変えてみよう
もちろん、学校の友達と遊ぶ時間が減っていくことに対する悲しさはあるとおもいます。
でも、それは考え方なんです。
- 遊ぶことは楽しいこと。
- 塾や受験勉強は辛いこと。
本当にそうでしょうか?
塾や勉強だって、本当は楽しいことなんです。勉強も楽しいことにしてしまえばいいのです、
そんなこと言われても・・・と思いますか?
遊びと受験勉強にも共通点はたくさんあります。
実は、何かに挑戦している人、そしてすでに成功を収めている人は、学生時代に遊びと勉強の境界線がなかったという人がとても多いのです。
これは一流プロスポーツ選手にも言えることです。野球のイチロー選手、大谷選手、サッカーの本田選手に、長谷部選手などなど、皆、スポーツも、勉強もできた人たちです。
スポーツも、勉強も、好きだった、楽しかったという人たちばかりです。それが、勉強すること、練習することが、遊びそのものだったのです。
自分だけが受験勉強で、学校の友達と遊べない、と思うと孤独感を感じてしまうかもしれません。
でもあなたの居場所は、学校との友達との遊びだけではないはず。
そう、塾にはあなたの居場所があります。ともに勉強し、挑戦する仲間がいるはずです。
その居場所をあなたの「本当の居場所」として、そこにいる仲間と頑張ればよいのです。
本気で学びあい、競い合う仲間がいるその場所は、学校の友達と遊ぶのと同じくらい、いやそれ以上に楽しい場所になります。なるはずです!
たまには特別な遊び日を作る。
だからといって、学校の遊び仲間といっさい遊んではいけない、というわけではないのです。
回数は少なくなってしまうかもしれませんが、日にちと時間を決めて一生懸命遊べばいいのです。そう、メリハリです!
遊ぶ回数が減っても一生懸命遊べば、友情が減るというものでもないのです。
もう一度繰り返します。
あなた自身の居場所は1つでありません。
またこれから、自分の居場所は、作っていくことは、いくらでもできます。
まとめ
中学受験に挑戦するわけですから、遊びの時間は減るのは仕方のないことです。
でも、考え方次第で「受験勉強を遊びと同じくらい楽しむ」ことはできるはずです。
- 勉強も遊びと同じくらい楽しむ。
- 遊び友達だけが友達ではありません。受験仲間、塾仲間も同じくらい大切な友達です。

- 受験が終われば、その「受験勉強で遊べない期間」あっという間だった、とあなたの先輩は言います。
- それはあなたにとってかけがえのないいい経験になるでしょうし、今後のあなたの人生にとって十分に価値ある経験値として生かすことができます。
- ぜひ、同じ中学受験を目指す「いい仲間」を見つけて切磋琢磨してください。